
『五体不満足』執筆で知られる現・スポーツライターの乙武洋匡のブログが今大変なことになっています。
紀子さまの出産について「世間は『めでたい、めでたい』と騒いでるけど……」と書いたところ、1000件を超える非難や抗議のコメントが殺到。
乙武くんは「思慮が足りず、みなさまにはたいへんご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫びします」と謝罪に追い込まれた。
抗議コメントが殺到することを、ネット上では「ブログ炎上」という。
最近では亀田興毅の世界戦を見て「本当に感動した」と書いた女子モーグルの上村愛子や、後輩アナウンサーのパンツ盗撮事件で「男子はパンツを見たい生き物」と書いた日テレの薮本雅子元アナのブログが“炎上”したが、なぜこういう事態が起こるのか。
メディア評論家の美崎薫氏はこう語っていた。
「有名人のブログで不用意な発言があると、『2ちゃんねる』などの掲示板を入り口にして、あっという間に袋叩きにされます。
匿名性をカサに着た卑怯な行為ですが、ネット上にはこうした“お祭り”を楽しみにしている野次馬が少なからず存在するのです」
いったん炎上したブログはどんなに沈静化しようとしてもまさに“焼け石に水”。反論コメントなど書こうものなら“火に油”で、口汚い言葉で人格攻撃されたり、脅迫されたりと、さらに大火事になるという。
ブログ炎上の可能性は有名人ばかりではない。
「一般の人のブログでも“みんなが見ている”という認識が薄いと大変な目に遭います。
些細な情報から個人が特定されて、ネット上でさらし者になったり、自宅や勤め先にまで被害が及ぶケースもあります。
こうなると、もはやブログを閉鎖するしかありません」
本来、自由な意見が発表できるネットなのに、逆に、本音の意見が言いにくくなっている。
ネット世界で性善説は通用しないということだ。
ブログは今や大流行だが、記事の内容には責任を持って、 不特定多数の人が、見るのだということを忘れては、いけないし、コメントについても、中傷的な発言は気をつけるべきだと改めて思う。
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